株式会社コア

Interviewインタビュー

遠藤千秋 Producer

入社6年目で妊娠。コアではじめて育休をいただいたのが私です。

最初は何もかも手探りでした。妊娠前と同じような働き方をしていたら切迫早産の危機で入院…。
妊婦としても失格、社会人としても失格、色々なことをぐるぐると考えて負のスパイラルに陥りましたが、何よりもまず「赤ちゃんのことを一番に考えてください」と会社のみんなにも言ってもらえたので、退院後は自宅でも仕事をできる環境を整えました。
具体的に言うと、デスクトップ型のパソコンからノートパソコンへ切り替え、データを自宅へも持ち帰れるようにしました。さらには仕事の担当量も見直してもらい、体調を見ながら働くことが可能に。それでも貧血の症状が重かった私は会社で倒れてしまうこともありました。そんな時は同僚たちが病院へ連れて行ってくれたり…とにかく様々な面でサポートをしてもらいました。今振り返っても感謝しかありません。

無事に出産した後、1年の育児休業をいただきました。

とにかく会社に育休を取った前例がなかったので、社労士さんとも会社とも何度も相談しながら色々なことを決めていきました。いつからいつまで休むのか、復帰後はどのような就業形態になるのか、保育園はどうするのか…。その中でも、とにかく私に不利益がないように・無理のないように、親身になって相談に乗ってもらえました!
結果、時短勤務でみんなよりかなり早く帰らせてもらっています。その分、子どもが寝た後に自宅で仕事をすることも多いのですが、その分もきちんとお給料をいただけるようにしていただいています。一度仕事を切り上げ家事をすることでリフレッシュできるのか、夜の方がはかどることもしばしばです。

こちらが仕事部屋です

自宅で仕事をすることがわかっていたので、家を建てる時に仕事部屋を作りました。
「がっつり仕事ができる」をコンセプトに作ったので、かなり余裕のスペースです!笑

「働くママ」としての生活

子育てをしながらの仕事は想像の5億倍大変だし、つらかったです。何度も泣きながら保育園に子どもを迎えに行きました。ひとり目の子育てはそんな記憶しかありません。でも、よかったこともたくさんあって、一番は「時間の使い方のスキルが上がった」ことです。とにかく時間が有限になったので、限られた時間の中で最高のパフォーマンスをする能力がぐんと上がった気がします。

今後につづく後輩のために

「働くママ」としての1つのモデルケースは示せたかと思っているのですが、あくまでもこれは私の場合です。家族や環境によって、働きやすさは人それぞれ。今後につづく後輩たちにも、極力自分に合った・働きやすい環境で子育ても仕事もあきらめない人生を送ってほしいと思っています。そのサポートをするのが自分の役目だとも。育児中の女性はどうしても「ハンデ」と取られがちですが、決してそれだけではないことをこれからも証明していきたいと思っています。